決算審査開始

[ 2014年9月4日(木) ]

今日から、決算審査特別委員会が始動しました。各分科会に分かれて、それぞれが所管する課の決算審査を行っていくのですが、分科会によっては長時間かけて慎重に審査されていました。しかし、審査なのか意見発表会なのか分からない委員もおられます。

私たち教育民生常任委員会の分科会では、本日は教育委員会の審査でした。午前中2時間が教育総務課に関するもの、午後から教育指導課が1時間、生涯学習課が1時間でした。どんな審査をしているのかと言いますと、一通りの説明を受けて各委員が聞いてみたいことを聞くというスタイルです。

ですから、担当者も変わっていたり議員も変わったりで、「これは聞いたことがある」というものが時々あります。ということは、決算審査の成果が出ていないということになります。「検討します」は、何も変わらないに等しい言葉と言うことです。これは議会の怠慢でもある訳で、普段からのチェックが無い証拠です。

費用対効果ですべては計れないにしても、選択と集中を進めるべきということは言えます。薄く広くでは、ばらまきと言われても仕方ないものもあります。お金をかければ成果がでるというものではない教育関係予算ですが、知恵だけでは限界があります。英断を持って切るということも大切だと私は考えます。