― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2014年8月21日(木) ]
広島市内八木地区などで起きた災害に対するコメントが出されていますが、災害が起きた後に避難勧告が出されたのは如何かと言われても、現実的に考えれば、あの時間にどうやって避難勧告を出すのかと聞きたい。
これらはあくまでも結果論であり、誰を責めるものでもない。予測できるのであれば、建築許可は出さないでしょう。過去の基準云々も言われているが、建っているものは仕方ないではないか。だから、人災ではなく天災と判断すべきだと私は主張します。ましては、相手は自然ですよ。消防法の特例期間内に火災が起きたのとは根本的に違います。
庄原市の豪雨災害もピンポイントであったように今回もそうだったみたいです。つまり、現段階では予測不能ということです。起きたことを教訓とするなら、本気で危険個所と思われるところには構造物を建築できなくすることです。自然を相手に予防の為の砂防ダムを作ってみても守りきれません。そうです、自然に勝る力はないのです。
原子力発電所の安全神話が崩れ去ったのと同じで、絶対的に安全といえる場所は皆無かもしれません。そして、異常気象がそれに拍車をかけているとも言えます。南海トラフで津波が予想される地域も存在します。海に近づけず、山に近づけず、川にも近づけず、一体、どこが安全なのでしょうか。
今回の災害でお亡くなりになられた方々、そのご家族、また、罹災されたみなさま方に対し、心よりお悔やみ申し上げと共に、お見舞い申し上げます。
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