時代は変わるか

[ 2014年7月13日(日) ]

安倍総理の動きは速い。集団的自衛権問題で不支持率がじわじわと上昇カーブを描いている安倍政権であるが、来年採用する国家公務員の3割を女性とすると発表されました。前々から女性の登用を推し進めている安倍さんですが、「隗より始めよ」と。

外国では会社の取締役に占める女性の割合を法律で決めている国があるほどで、女性の社会進出を後押ししています。日本の企業でも徐々に女性の取締役が誕生していますが、役所での女性登用は進んでいません。庄原市の場合でも本庁内での女性課長は2名だけで、私が議員になった9年前と大差ないと思えます。

女性の社会進出を支援しながら、子育ての負担軽減にも取り組もうとする安倍政権ですが、男性をも巻き込んだ政策を打ち出さなければいけないと私は思います。男性が子育てをしたり介護ができる仕組みを考えなければなりません。男女平等ではなく、男女対等ということが意識せずに実現できる社会。

これは女性がする仕事、これは男性がする仕事と決めつけないことがこれからは重要です。意識改革には時間がかかるとは思いますが、次世代をにらんでの啓発活動や実践活動を推進しなければなりません。