「木の駅」構想

[ 2014年7月2日(水) ]

今回のリフレッシュハウス東城のチップボイラーをペレット仕様に改造すべきでないという主張の根拠の一つに、動き始めた東城木の駅プロジェクト問題があります。

「軽トラとチェンソーで晩酌を」を合言葉に全国各地に木の駅が立ち上がっています。荒れた山に入り、伐採して自分たちの土場に持ち込み、大抵がトン6000円の地域通貨で買い取られてチップ工場に相場3000円で販売します。3000円の逆ザヤは寄付金で賄われたり行政の補助金であったりします。

我々は、この逆ザヤ部分が発生しない方法として、木の駅が乾燥チップを製造して納品することを提案していたのです。そんな海のもとも山のものとも分からない木の駅を当てにしてどうする的発言を執行者はされましたが、全く失礼千万と言えます。お隣の島根県雲南市の木の駅初年度25年度実績は、目標800トンに対し745トンでした。26年度目標は1000トンです。

雲南市に出向き市の担当者から木の駅の仕組みなどを聞かせていただきましたが、丹羽さんが提唱している木の駅の標準モデルでした。雲南市でも地域通貨を使って地元商店で買い物をして地域経済も活性化したと話されていました。これって、自治振興なんです。自分たちのことは自分たちで決めるが木の駅プロジェクトの大原則です。

全国各地にどうして短期間にこれほどの木の駅ができたのでしょう。それは、楽しいからです。