集団的自衛権

[ 2014年6月29日(日) ]

戦争に突き進む道普請を模索している政府自民党という印象が強い憲法解釈変更を閣議決定で行おうとしていますが、タイミングを計ったかの様に北朝鮮からミサイルが発射されたりして、「だから言ったでしょ」的になるのか心配です。

公明党が政権与党に留まらなければもっと戦争まっしぐらになると詭弁を弄する公明党幹部もおられるようですが、やはり政権与党は居心地が良いのでしょうね。それにしても安倍さんの飴とムチの使い分けは褒める訳ではありませんが、お見事です。まあ、既に1回リハーサルしていますから、今が本番という気持ちではないでしょうか。

私はウクライナの報道を見ていると、一たび紛争が起きてしまったら簡単には終結しないということが良く分かります。裏で糸を引いていたと思えるロシアが、「止めなさい」と言っても、時間を戻すことはできなくなってしまっています。過去の大戦から日本は戦争放棄ということを明文化した国です。一度誤った判断から行動を起こすと元には戻れません。

ところで、庄原市議会でも集団的自衛権が行使されようとしています。我々が提案する補正予算の修正案を、みんなで渡れば怖くないという集団的自衛権により否決しよとするものです。これって、非常に高いレベルの決断みたいですが、判断基準はどこにあるのでしょう。