― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2014年5月14日(水) ]
昨日、ジュオン問題の本丸である工場に初めて入りました。これまで何度要請してもて、「管財人が云々」で拒否されていたのですが、機械だけが並べられた機能しない工場であることが理解できました。
昨日の工場での説明会で、「終わった」というのが私の判断です。木材の搬入から破砕して蒸して粉砕して微粉砕装置に搬送というまでの工程は、試運転すら行われたという形跡も殆どありませんでした。実は、実験と称して行っているのは、外部から持ち込んだ木粉を微粉砕装置で50ミクロン程度にする工程を繰り返し行っているものでした。
「将来性はある」とか「有望な商材」とか説明していましたが、それほどならば、自社開発しないのは何故かと聞きたかったのですが、「これほどのリスクを冒してまで開発するものではもない」というニュアンスの言葉もあったように思います。要は、微粉砕装置だけに興味があるということのようです。
結論から言うと、「庄原市は速やかにジュオン問題を処理すること」、この一言に尽きます。外部の有識者を入れての検討委員会の設置も必要ないという程の工場でした。ど素人の私が見ても分かるのですからね。しかし、この事業を許した国の責任を問う必要も強く感じました。庄原市だけが悪者ではなく、完全な同罪だと私は思います。
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