日中友好

[ 2014年4月4日(金) ]

一昨日は三次市で「三次市日中友好協会」による中国大使夫人の汪婉さんの講演会と交流会が開催され、私は友人の宮崎さんと参加させていただきました。国家間の話は非常に厳しい状態が続いていますが、「今こそ民間交流の出番」であると大使夫人も力説されていました。

三次の日中友好協会は庄原と違い、民が主導して活動が行われています。昨日の講演も、会長の大谷さんたちの頑張りで実現できたのです。正に草の根交流を24年間続けて来られた成果でもあります。私は大使夫人がSPも伴わず会場入りされたのには本当に驚きました。汪婉さんは現役の参事官として活動されている東大大学院博士課程修了の日本語バリバリの才媛です。

三次市が友好提携している四川省雅安市は、まちの規模も三次市とそれほど変わらないので、無理のない交流が続けられているみたいです。私は庄原市が綿陽市としている交流は市民レベルでは全くなく、お役人天国交流だと感じていますので、三次市の中日交流協会の人たちのお話を聞いた途端、「これこそが交流」と感じ入りました。一種、中国掃除に学ぶ会の乗りです。

「今こそ民間交流の出番」という言葉は実は、大谷会長が発した言葉だそうです。その言葉が大使夫人を感動させ、夫人もあらゆる場面で「今こそ民間交流の出番」を引用されてお話されているそうです。帰りの車の中で、「庄原も元気にならにゃあいけんのう」と宮崎さんと話し合ったのですが、取りあえず、民間主導で動きを始めることにします。その第一弾として、10月17日~19日の中国掃除に学ぶ会参加者募集ですね!