木山カラーとは

[ 2014年2月27日(木) ]

昨日の本会議初日において、木山市長の平成26年度 市政方針が示されました。市政全般に亘り丁寧に発表されましたが、逆に多岐に亘る内容から、木山カラーが見えにくかったのではと思います。

私からすると、超高速通信網整備に道をつけられた点は大いに評価できると思います。議会としてストップをかけた理由は、市長選挙が絡んで不思議な反対票が固まっただけの話だったのですが、結局は、全戸に引くことになりました。昨日は、総務財政常任委員会より超高速通信網整備に関する最終報告がなされましたが、「速やかに実行」という感じの報告でした。

農林振興公社八木店の閉鎖は、これまで「早く閉鎖しろ」と言い続けていた私としては、大ヒットと申し上げたい。残るはジュオン問題の解決です。市民の皆さんに理解していただける解決方法を模索しているというニュアンスと私は受け取りましたが、これこそ強いリーダーシップを発揮して欲しいと思います。今回の議会での一般質問は、新たなバイオマスタウン構想と題して執行者を質そうかとも考えています。

今回の会派によるドイツ視察で得た情報をもとに、農村部での家畜の糞尿等を活用したバイオガス発電と木質チップによる発電の組合せによる新エネルギー政策による農畜林業の活性化策を提案します。ドイツ国内には130ヵ所以上のこうした複合型発電設備が整備され農畜林業の活性化に寄与しています。それは、ドイツ連邦農業省が推し進めている「バイオエネルギー村プロジェクト」があるからで、零細農家の救世主となっています。

ドイツの再生可能エレルギー事業は、経済的に非効率な巨大企業の大規模集中型生産から、地域企業の小規模分散型生産へと転換しているのです。その点、日本ではドイツが失敗した大規模集中型を推進していますが、早く、「ドイツに学ぶ」を実行して欲しいものです。木山市長、提案します!