規制緩和

[ 2013年10月17日(木) ]

国は「規制緩和」と言ってはいるが、どうも国に限らず、県も市町も、規制緩和なんて、やり方も分からないし、面倒だし、出来るだけ先延ばししたいのが本音みたいだ。お役所仕事の典型言葉、「難しい」を連発していれば何とかなると思い込んでいるのだろう。

広島県の県知事選挙が間もなく告示されますが、「イノベーション」と言っている現職知事さん、旧態依然とした選挙運動をされるのですか。強烈なネットでの選挙運動をやって見せて下さいよ!「チャレンジ選挙運動」と銘打ってでもやって欲しいな。選挙こそ規制だらけの面白くもない金食い虫運動じゃないですか。

私は、「どうして」って聞かれて、答えられないものは基本的に「ウソ」なんだろうと思います。色んな規制がありますが、規制を規制するものも中にはあったりして、二進も三進も行かなくなることがあります。この桟橋は〇〇観光が独占的に使用を許可するとなっていれば、〇〇観光が出資する新たな観光会社は桟橋を使えないということになります。船しか使えない桟橋です。

また、県の権限移譲を受けた市町と受けていない市町では見解が違うことがあります。ダブルスタンダードの何ものでもありません。規制するならする。しないならしない。こんな事例は結構多くあるんですよ。食品衛生法とかJASなんて、その業界の方々は理解できないことが多いですよね。だから、「できない」を「できる」にかえる発想が育たないのです。