選挙運動

[ 2008年8月18日(月) ]

岡山県高梁市のMさんが9月28日の投票日めがけて、選挙運動を展開中です。まるで他人事のようなことを言っていますが、明日は間違いなく我が身であり、選挙という二文字を見たり聞いたりするだけで、気分が悪くなります。

皆さんもマスコミの報道を見たり聞いたりしておられる通り、衆議院の解散がいつになるかは分かりませんが、確実に行われます。どうして来年9月までの任期があるのに解散解散というのでしょうか。お分かりですよね、政党の議席数が問題だからです。参議院で民主党などが過半数を取っていることが、最大の要因ともいえます。

しかし、議員は選挙をしたくないのが本音です。勝つか負けるか分からない選挙を誰が喜んで「やりましょう」と言うでしょうか。今度召集される臨時国会の焦点は、補正予算です。景気浮揚策などと言っていますが、国民のご機嫌取りです。ですから、額にこだわるのです。2兆とも3兆とも言われていますが、赤字国債の発行で原資をひねり出すのなら、それこそ大いに問題です。

そして、結局はバラマキになると思います。つまり、選挙のための補正予算だからです。広島の準大手不動産会社が倒産しましたが、サブプライムローン問題はいまだに解決できていないのが現状です。しぼむ景気をどう刺激するかが政府の仕事です。選挙運動にまい進している間に景気はどんどん冷え込んでいきます。

外国から人を雇わないと介護現場がやっていけないという制度を改める予算を増額するのが筋です。もうお年寄りの票は期待できないと思っているのでしょうか。選挙運動で政策が変わるのが、国です。さて、私の選挙運動で変えれるのは、自分の体型だけなんてことはありません。意識を変えることができます。
We Can Change! Yes