― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2013年5月7日(火) ]
私のブログにも書いている片山善博さんの講演を聞いて、「議会改革は色々だな」と感じています。庄原市市議会が行っている議会改革は、身内のことばかりの議会改革と言われればそうかも知れません。それほど、地方議会は未成熟であるということなのでしょうか。
賛否を大型ディスプレイで表示しますも議会改革の一環ですかと問われれば、「そうです」と言わざるを得ません。議会報告会もそうです。常任委員会や議員全員協議会もすべてオープンですと言っても、当たり前のことです。片山さんがおっしゃった、「傍聴」という言葉は傍であり、市民が主役ではないという言葉にショックを受けました。
通年議会も、働く人が議員となれるように、夜でも土曜日でも日曜日でも議会が開催できるようにするのが通年議会の意義ですと言われましたが、私たちが言っていた通年議会は、会期にだけこだわっていました。通年議会として専門性をもった議員云々という記述は多くの議会改革を行っている市町の要旨の中に書かれていますが、どうちらも議会改革なんです。
国による制度の違いもあります。今盛んに憲法改正のことが議論され始めていますが、地方自治もええことになっていない現状を鑑みると、外ばかり見て物事を進めることの危険性を大いに感じています。衆議院選挙そのものが無効と言われている現実にどう向かうのか、国民は置いてけぼりと言っても過言ではありません。
地方議会も国会も、言ってることとやってることに大差はないと思えます。本当に意見が反映できる仕組みはどうなのか、松下政経塾じゃないけれど、公務員養成学校がある様に議員養成学校もできるのではないでしょうか。
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