広島県庄原市 市議会議員 はやし高正

議員としての任期は４月１６日までありますが、議会活動はよっぽどのことがない限り、今日で終わります。お辞めになる議員が冗談で、「委員会で、明日から付託案件を毎日審議するぞ」言って、笑いを誘っておられましたが、臨時議会の招集があるかも知れないと私は思っています。

新年度予算案は、予想通りに修正案が可決されましたが、私一人が、修正案と原案に反対しました。初志貫徹と反対討論でも申し上げましたが、自己矛盾を解決することが最後までで来ませんでした。ある議員が、「政務活動費の条例提案するのだから、賛成した方がいい」と言われたのですが、「予算が通れば、議決に従って提案する」とお断りしました。

今回は本当に悩むことが多かったですが、問題は、宗旨替えする議員が多いことです。隣の中原議員は、原案賛成の討論をされましたが、彼も終始一貫ということを言われておられますので、私は反対、彼は賛成で、隣通しという傍から見れば不思議な光景だったのではないでしょうか。今期でお辞めになる中原議員ですが、私は、彼から多くのこと（行政手法）を吸収することができたことを感謝しています。

私が政務活動費の条例提案をし賛成多数で（反対３名）可決しましたが、閉会後、市長が私の所にやってこられ、「予算に反対して、おかしかろう」と言われるので、「議決に従ったまでです」と申し上げました。恐らく彼は、政務活動費をつけてやったのに、お前は何でも彼でも反対してからにと言いたかったのでしょうが、特別委員会としての提案です。

今日の最大のトピックは、市長が残任期間を無給で働くと提案して否決されたことです。さあ、「責任の取り方は知っている」と言い続けてきた市長は、どうされるのでしょうかね。「辞めた後に、１市民として全財産を処分されジュオン問題解決のために使う特定寄付をされることもできます」と反対討論した議員がいますが、そんな考えがある様にはみえませんでした。