国には勝てない

[ 2013年3月2日(土) ]

滝口市長は退任されるのですから、「後は、次の政権で解決していただきたい」なんて呑気なコメントを出せば済むかも知れませんが、あなたが泥沼化させた張本人ではありませんか。だれが考えても意味のない事業継承を言い続けるのは、結局は、国の命令じゃないですか。

第三者委員会もそうです。事務的な瑕疵がなかったか検証する必要がどこにあるのですか。裁判に持ち込んだのは庄原市ですよ。司法の手に委ねたのは庄原市のトップの判断ですよ。それを、何故、事務的手続きの検証が必要なのか理解できません。司法に委ねる意味がいじゃないですか。そして今度は、資産価値の評価を行うための予算要求ですが、今更、何のために評価する必要があるのですか。

これって、ピエロですよ。庄原市が仮に20億の機械や建物があるからと補助金を交付しておきながら、騙されて調べてみたら5億にもならなかったということを自らが証明する訳です。これらは全て、国の指導と言う名の命令で行っていますが、国は適正に指導監督していたのだが、庄原市がアホで騙されたということにしかなりません。

それを隠ぺいする最後の手段が事業継承なんです。それも、事業目的を外さない事業継承ですから、大問題なんですね。今更、事業変更は絶対にできませんから、木粉でやるしかないのです。事業性があろうとなかろうと、木粉なんです。早期に、事業の失敗を認めて、国に補助金を返還すべきだったのです。

早期に返還交渉を行っていれば、罰金も利息も払わず、できるだけ認定額を下げて、無利息の長期分割払いで返せたのです。私の昨年の8月頃のブログにも書いています。仮に5億に確定されたなら、5千万を10年で返還できたのです。しかし、国は事業継承を押し付けてきました。どうにも、こうにも、国には勝てません。