異業種交流

[ 2013年2月19日(火) ]

昨夜は、異業種交流グループの勉強会がありました。元マツダマンの方が講師だったのですが、広島市内で起業され、インドにも会社を立ち上げておられ、グローバルな活躍をされているので、貴重なお話を聞くことができました。

私は彼の発想が素晴らしいなと感心して聞かせていただいたのですが、世界を股にかけて活躍しようとすると、正にグローバルな視点が必要です。日本は規制が多すぎると言うか、規制だらけであるという彼の考えには大いに同感だと頷きました。規制が強いと新し物ができない、また、作ろうともしない、日本独特の考え方が標準となってしまいます。

世界で通用するのは、ブランド力の優れているものだけです。そして、そのブランドは、腐っても鯛ではなく、輝き続けていることが条件となります。ですから、腐った鯛は駆逐されて市場から姿を消していくのです。でも、日本では腐っても鯛が結構、延命している現実があることに驚きますね。これは、日本の国民性でしょうが、諸外国では通用しません。

湯崎知事がイノベーションと口を開けば言っていますが、全てを革新しないと世の中は変わらないと彼は言っているのです。彼は自分の価値を人に押し付けることはしていません。自分たちで考える方向に仕向けているだけです。「だからこうなんだ」では、何も変わりません。体罰を加えることは、正に自分の価値を押し付けるためです。

で、昨夜の講師の素敵な点は、生活の拠点を北広島町に置いているところです。道普請も一緒になって作業するそうです。