時間の浪費だった

[ 2013年1月21日(月) ]

荒れるとか書いていたけど、情けない程、内容の無い臨時議会でした。要は、市長が退任する3月末までに恰好をつけるということでしかないことが分かりました。事業継承だけが本来の目的で、山の再生などと今日も言っていましたが、方便でしかありません。

多くの議員から出された意見は、「何で臨時議会まで開いて審議するのか」というものでした。審議の主なものは、3セクの設立だったのですが、その根底にあるのは、事業継承だけなんです。いくら何度、素晴らしい将来性のある商品が開発できると言っても、誰も信じません。事業性がある、あると言うだけで、最初のジュオンと何ら変わりません。

庄原市のバイオマスタウン構想から始まった今回の事件ですが、実現性の乏しい事業でありながら、一旦、補助金がつけば止めれないことが傷口を広げたと私は考えます。今日の提案は、更にその傷口をカモフラージュする工作資金を捻出するものでありますから、キッパリと否決しました。しかし、事業変更による補助金返還が発生したものについては修正案で可決して、返還することとしました。

グリーンケミカル社に代わって約1100万円を一般財源から出すことになりますが、不正に手に入れた補助金は返還するのが筋と言うものですから、私は全ての事業を整理して国との協議が整い、返還額が確定されたなら、返還すべきと主張しています。夢のような山の再生、新産業創出は、最悪の結果を迎えることとなります。(分かりにくいと思いますが、お許し下さい)

今日の6時過ぎからのニュース報道や、明日の新聞各社が詳しい記事を載せてくれると思いますので、ご覧ください。