― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2013年1月18日(金) ]
今日の読売新聞に昨日の市長記者会見の内容が記事になっていましたが、議員のコメントも欲しかったなと個人的には感じました。大抵、どこの新聞社の記事も、大本営発表ではありませんが、執行者からの情報がそのまま記事になっているのではないでしょうか。
21日の臨時議会は、歴史に残るかもしれない重要な議会であると思います。バイオマス関連事業で失敗しておきながら、事業継承を目論む首長の提案に対して議員全員がNo(ダメ)を突きつけるかも知れないからです。4月7日に議員の一般選挙が行われますが、選挙を戦う上で、今回の補正予算を通す訳にはいかないからでしょう。事業は、一旦、整理するのが筋です。
私は、まさか全議員が反対するとは想像していませんでしたが、確認した訳ではありませんが、多分、全員が反対するみたいです。本当に、前代未聞といえる事態が想定されます。しかし、情けないを通り越しています。議会を愚弄していると言っても過言ではありません。そもそも、このバイオマス関連事業がどういう経緯で始まったのかを思い起こして欲しいのです。
事業性が無いものを、「トンネル補助」という執行者の言葉に、まさか潰れることなど想像もできずに事業を始めた、苦い失敗があります。いくらどんなに取り繕ってみても、完全なる事業の失敗です。されど、執行者にゴーサインを出したのは議会ですから、議員は自らを厳しく律することとなりました。議会基本条例の制定、政治倫理条例の制定へとつながり、議会改革を断行しています。
臨時議会が終われば、本会議での予算審査でも大荒れの予想です。デフレ脱却と、庄原市の予算は関連ありませんからね!地道にやりましょう!
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