炭焼き体験教室

[ 2008年6月16日(月) ]

今日は「学びの森」で、板橋小学校のの3・4年生の炭焼き体験教室を開催しました。大方の準備は出来ていたのですが、今日の為に入り口付近を残していたのです。みんなで木を運んで炭窯を満杯にすることができました。(写真に写っている笑顔が素敵なおじさんが、炭焼き責任者の小笠原さんです)

本当は火入れも子供にしてもらうつもりだったのですが、12時までに準備が出来なかったので、諦めました。それは、入り口に石を積みながら粘土で封をする作業が結構時間がかかるからです。しかし、およそ1週間で焼きあがるので、もう一度子供たちがやってきて、焼けた炭を出す作業をすることになりました。お土産は、焼きあがったばかりの炭です。

恐らく子供たちは家に帰って、「今日は炭焼きを手伝った」と家族に報告すると思います。さらに、「来週は、焼けた炭を窯から出しに行って、炭をもらって帰る」と言うはずです。おじいさんやおばあさんがいる家庭では、「昔は炭焼きをしょうたよのう」という話がでるのではと思います。お父さんやお母さんは、知らないと思いますので、孫と会話できる祖父母にとっては、自慢話になるのでは。

これから「学びの森」に、各地の子供たちを招待していきます。毎回毎回、炭焼き体験教室は開催できませんので、山の手入れ教室とか、木工作業教室なども充実していく予定です。夏場は暑くて作業も出来にくくなりますが、学びの森ですから、山の持つ力について学習する季節にしたいと考えています。

今後は、子供や子供の親を巻き込んで「学びの森」の内容を充実する取り組みや、地域のさとやま友の会会員との交流事業も考えていかなければなりません。先ずは、割った竹をつなげて、万里の長城ソーメン流しをやってみたいなと個人的には考えています。こんな馬鹿げたことは誰も思いつかないでしょうから、ギネスに申請ですね。