他人事ではない

[ 2012年11月11日(日) ]

昨日のブログに限界集落という記述をしたが、今日の地域の宮掃除で、「他人事でなはい」と感じた。私の地域は、現在16戸ですが、今日の宮掃除に出れなかった世帯が3戸あり、将来的には増加が予想されています。

高齢者の1人暮らしが、3戸です。前期高齢者2人暮らしが、3戸。後期高齢者2人暮らしが、1戸。広島で生活が、1戸。3名以上の家族と生活が、8戸となっています。どうしてこんなことを書いているかですが、宮の役が受けられないから何とかしてくれとの相談が出されたのです。これまで、地域を2班に分けて交代で祭の準備をしていたのですが、戸数のバランスが崩れ、6戸と10戸になっています。

今年の祭りの準備(お供えなど)は6戸の班の頭屋なのですが、今日の掃除にも2戸が欠席という有様です。これまでの慣習を守るべきかという議論になったのですが、結論から言うと、宮の祭りについては班(頭屋)を解消して全戸で行うこととしました。その代り、諸準備は班長と神社委員が行うことにしたのです。これまでも、頭屋だけでなく班で協力していたのですが、それもできなくなってきたのです。

このまま地域の構成員が減少していけば、宮の祭だけでなく、地域行事に支障がでてきます。そんな予想から、地域の維持活動経費としての積み立てを行ったりしてきていますが、ここまで人が少なくなるとは想像していませんでした。正に昨日のブログに書いた、人口減少社会は既に私たちの地域でも始まっています。一昨年まで、17戸だったのですが、今は空家1です。