研修会の感想

[ 2008年5月17日(土) ]

自治政策講座in大阪「地域ですすめる自治体改革とはなにか」に参加してきました。友人のS君が「行こうや」というので、行く気になったのに、彼は都合でキャンセルですからね。

後で分かったことは、「どうも特定の情報雑誌を売りたい団体のようだ」ということです。前面には出さないのですが、どうもそんな雰囲気がぷんぷんしていました。主催の「自治体議会政策学会」の住所と出版社の住所が同じというのも、まあ、事務局を引き受けているということですかね?

肝心の内容ですが、6つの講義があったのですが、「良かった」と思えるのが2つですから、満足度33%ということになります。しかし、これは運営のやり方と言うか、講義形式だから仕方ないのでしょうが、個別に議論が加われば満足度はアップしたはずです。ではどうして講義形式でしか行わないのか?

それは、政務調査費がキーワードです。議会の会派で参加されていた議員が多かったことを考えると、「一応、研修会」という雰囲気です。政務調査費の消化試合だと容易に判断できます。やる気で来られている議員も沢山おられたのでしょうが、「拍子抜け」というか、「消化不良」だったと思います。

そのことは、講義を引き受けてくださった大学の先生にも同じことが言えたのではと思います。大学の講義は90分で20数コマで成立するのですが、それを110分で完結しろというのですから、無理もええとこです。ですから、お互いが「消化不良」であったのではないでしょうか。

私が特に勉強になったのは、関西学院大学経済学部教授の林宜嗣さんの「自治体財政を取り巻く課題」という講義です。この先生は結構有名なようで、裏話も交えながら、コスト意識の強化ということをかなり詳しくお話くださいました。利用者と非利用者の公費負担割合を考えるならば、公平性の確保はどうすればいいのか。行政の守備範囲をどこまで拡大するのかなどです。

この先生の講義なら、一晩徹夜してでも議論してみる価値があると思います。聞きようによれば危険思想かと思えるような発言も多々ありました。私たちが知らないうちに、「良い子」ぶっているのではないでしょうか。これから益々、YES,NOがハッキリ言える様に研鑽しなければなりません。