― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年7月3日(火) ]
議会改革の目玉として始めた「議会報告会」が2年目を迎え、昨日の川北地区を皮切りに7月20日までに市内21か所で開催されます。昨日の発表議員に伺ったところ、「質疑の70%は補助金不正受給」に関するものだったそうですが、私は地域課題の議論もしてみたいと考えています。
予算関係、議員定数、補助金不正受給の大きく3点の報告となっていますが、この3点だけを見れば、補助金不正受給が一番の関心事となることは明らかです。この問題の難しさは、事業そのものが、製品が一つも作られないままに会社が倒産してしまったことからしても、全く不可解な補助金事業といえます。今は、司直の手に委ねていますが、市と中国四国農政局とがにらみ合いを続けていることも事実です。
その経過を断片的な報道で知っている住民の皆さんが質問されるわけですから、噛み合う訳がありません。私たち議員も知らないことが多い訳ですから、答えようがない場面も考えられます。ですから、事実のみ報告するということしかできないと思います。本当に早く決着をつけたい事件ではありますが、国も市も、自分たちは悪くなかったと主張している限りは解決しないと思います。
私は冒頭にも書きましたが、地域課題を出していただき、みんなで議論してみたい。行政に頼るのではなく、住民自治の観点から課題解決できないか議論してみたいのです。これからの将来的財政運営を考えるなら、コストを抑えた自治体経営は避けて通れないと思います。高負担高福祉を求めるのか、中負担中福祉で良いのかという議論もしてみたいものです。
議会報告会のスケジュールを資料室にアップしていますが、どの会場に行かれても結構です。
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