ついに離党

[ 2012年7月2日(月) ]

小沢グループがついに離党しました。離党者は、衆議院議員40名、参議院議員12名と報道されていますが、既に4名の議員は「離党するつもりはない」と発言しているそうです。興味のあるところでは、地元議員の佐藤公治さんの離党です。

今回の離党は、私からすると、「追い出された」と判断します。これまでは、民主党政権樹立の立役者として君臨していた小沢さんを、何とかして追い出したくて仕方なかった反小沢グループが、国民に何と言われようと自民党と公明党と手を組んででも小沢を追い出したのです。石原東京都知事に至っては、小沢は大嫌いと公言しているほどですからね。

これからの政局がどう動くのか、どこまで国民を騙しながら延命するのか、昨日も書きましたが、第3極の動きが注目されます。橋下さんの人気だけで選挙は勝てないでしょう。民主党で失敗したわけですから、国民もより慎重になります。多くの原発が再稼働していくことは間違いないと思います。風力発電や太陽光発電の買取制度で一気に電力が増えるということにはならないからです。

夢のようなことをマニフェストだと言う政治家はいなくなります。そのことを証明してくれたのが、民主党でした。では、小沢さんの話題に戻しますが、彼の「国民の暮らしが一番」は、どうやって実現されるのでしょうか。具体的な提言はあったのでしょうか?選挙が上手だけで生き延びてきたとしか私には思えません。