閣内不一致

[ 2012年5月28日(月) ]

今日は午前10時から、議員全員協議会が開催されました。議題は、1.グリーンケミカル㈱の補助金不正受給刑事事件等への対応について 2.議会報告会について 3.その他でした。

これまでの報告と大きく変わった点は、庄原市の補助金交付規則に則って、できるだけ早く、6月を目途に事業取消、補助金返還命令を出すと明言したことです。国との協議があるわけですが、今度は国から市に対して返還命令がだされる可能性が高くなります。グリーンケミカル社はお金がないので、市が立て替えて返還することとなります。

そうは言いながら、まだまだ時間はかかるでしょうが、早期に決着をつけて新たな道を歩むべきです。しかしながら、市長は未だに事業継続を望む企業がありと言い続けていることは、所謂、閣内不一致です。市長と高橋副市長の見解は明らかに異なります。市長は不確定なことを希望的観測により発言しています。

市長の気になる発言として、「信じていた。信頼が前提だった」と繰り返すのですが、そんな基準で手を組んだのでしょうか。「起きてしまったことを蒸し返しで批判ばかりしないで欲しい。解決する方法や提案をいただきたい」とも発言されました。当事者意識の欠落とも取れる発言の数々です。マスコミの方々や傍聴席から失笑が起こっていました。