消えた日記

[ 2008年3月7日(金) ]

折角書いた日記が消えてしまった。時々、こんなことがあるが、ショックです。明後日、板橋小学校で行う「掃除に学ぶ会」のことを書いていたのですが、もう一度、気を取り直して書きましょう。

明後日の掃除に学ぶ会は、卒業する6年生が、6年間の感謝を込めて便所を掃除するという「卒業 掃除に学ぶ会」となります。この学年は、数年前にも便所掃除をしたことがあるので、今回で2度目です。保護者の方にも呼びかけたのですが、残念ながら2名だけの参加だそうですが、子供がするということが今回の大きな目的ですので、没問題です。

6年間過した自分達の学校のトイレを掃除するということは、終わってみれば、絶対に大きな感動がもらえると私は確信しています。この感動は、絶対に忘れることのない、小学生時代の大きな思い出になります。大人は冷めていますから、「何で便所掃除」という気持ちがあると思いますが、子供は正直ですから、本気で素手でやってきます。汚いとかいう感情は一時のものです。手が勝手に動き始めます。

恐らく家では一度もトイレの掃除なんかしたこともない子供達でしょうが、それが当たり前です。しかし、同級生とする便所掃除は独特のものがあります。決して競争ではないのですが、本気で便器を磨き始めると、徹底的にキレイにしたくなってくるのです。どんなに小さな汚れでも、絶対に取るんだという気持ちになってくるから本当に不思議です。これは、学校の勉強では味わえない快感だと思います。1便器、最低30分は素手で磨きますからね。

現在、全国各地に「便教会」なる、先生達による便所掃除の会が立ち上がってきてきます。教育する人たちも、便所掃除の持つ力を認識し始めています。本当に何度も言いますが、不思議な力が便所掃除にはあります。9日の板橋小学校卒業記念便所掃除に興味のある方は、どうぞおいで下さい。午前8時から受付をしています。