― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年10月16日(日) ]
スーパーなどでお餅を買って食べることはあっても、どうやってお餅が作られた(出来たの)か知る人は殆どいないのではないだろうか。お米と同じように、もち米の苗を田植えするって知ってるかい。
ときどき写真日記に写っているお餅つき風景をご覧頂きたい。自分たちで田植えをしたもち米を蒸して石臼に入れて杵でついているところです。殆どが素人の集団です。稲刈りも自分たちでやったので、愛情を感じています。やはり、生産現場を経験することは重要ですね。たとえ、その時々の軽作業でもいいのです。
お米を粗末にすると目が云々という諺もありますが、感謝する心が根底にあるからこそだと思います。マンションで暮らす若い子育て世代の親たちにとっては田舎は異次元かも知れません。もし彼らの親御さんが都会で生まれ育った世代なら田舎は、完全に別の国と思えるのではないでしょうか。
しかし、その別の国を維持している人たちがいることを知って欲しいのです。お米は宇宙から飛んでは来ないのです。野菜も工場で生産されているのではないのです。かなり前のブログにも書いたけど、国会議員に農林業体験を義務付けるべきです。最低、年に1回1ヶ月程度は現場で暮らすべきです。実態の分からない人間が農政を語るなかれ。
山の学校や海の学校の交流授業をもっともっと充実させたいですね。文科省や環境省がやりかけた農山漁村に行く修学旅行の復活を望みます。草の根だけでは枯れていきます。肥料も水も太陽も必要です。
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