議会改革はエンドレス

[ 2011年10月7日(金) ]

議員になって直ぐに、「議会改革」をぶち上げた私ですが、近頃ではエンドレスなんだと思うようになりました。議会基本条例は議会改革の入口に立っただけのことであり、これからが本当の改革の始まりです。

どんな改革をしていくのかと言えば、極論すれば、これまでの常識は全て非常識であったというところから変える必要があると考えます。議員は特権階級でも名誉職でもありません。果たして、あの滅多と使わない議場は本当に必要なんでしょうか。傍聴に来ないと勝手な理屈を言っていますが、傍聴するに値する議会なんでしょうか。

議員の定数や報酬を議論していますが、「嫌なら出るな」と言えばお仕舞いかな。選挙という1点でしか議員は評価されないのです。どんなに素晴らしい議員さんでも、選挙で通らないと、ただの人となります。では、素晴らしい議員さんとは、どんな議員さんなのか考えてみましょう。笑顔が素敵な議員さんでしょうか。いつ見ても挨拶する議員さん。

執行機関のチェックは当然ですが、それぞれの中身を吟味する能力が必要です。説明を聞いて、「はい、どうぞ」では議員とはいえません。自分たちでも政策提言する議員でなければなりません。議員に求められいるのは、住民の代弁者であることです。ポピュリズムに陥ることなく、将来を見据えたビジョンの提示です。

お金を払ってもよいと納得できる仕事をする議員であり議会となるための改革が議会改革と言えば、違うかな・・・私は一種の成功報酬だと思うのですが。