新人議員よ出て来い

[ 2011年9月25日(日) ]

議員報酬の議論の時に決まって言われるフレーズがある。「次の世代が出れるだけの報酬にする必要がある」というのがそれだ。議員年金の掛金が無くなったので、平の議員で手取り約27万円となったが、どうなんだろうか。

若い世代が議員になれないとか、女性が議員になれないと良く言われる。議員が魅力的な職業でないこともあると私は思うのだが、あの「選挙運動」は何とかならないかと本心から思う。若くして立候補しても、組織を持っていないと無謀としか言われないのがその証拠だ。特に所謂、よそ者には限りなく可能性が低い。

お隣の三次市である女性が立候補の予定で動いておられるが、市外からのお嫁さんなので苦労も多いと想像する。理想と現実という言葉があるが、現実は本当に厳しい。私の知り合いの息子に立候補しないかと言っているのだが、まるで組織がないので、「やりましょう」とはならない。やはり、出るからには当選しないと意味がない。

話を戻すが、「手取り40万円ではどうだ」と聞いてみたい。お金でつる訳ではないが、立候補してみようかと思ってくれないだろうか。名誉議員ではない、実務議員に出てきて欲しいからこんな提案をしているのですが、議員の報酬を上げることは駄目でしょうか。私が危惧するのは、報酬を引き上げても、一人の新人も出ないかも知れないということです

女性議員も然りです。特に、若くて女性となると、宝くじ以上の確率となります。私も近づいてきていますが、60歳代までが議員の賞味期限でしょうね。となると、結構多くの議員が引退することになるのですが・・・・若者よ!出て来い!