3月議会の日程決まる

[ 2008年2月5日(火) ]

3月4日開会、28日閉会という議会日程が発表になりました。今回は、新年度となりますので、市長の施政方針が示され、予算案が上程されます。ねじれ国会で予算が通らないということになれば、正に大事ですが・・・

今ほど国民が税金にシビアーになったことはないのではないだろうか。タバコが少々上ろうが、酒税が上ろうが、「まあ、仕方ない」と言っていた消費者が、「これ以上の増税はNO」と言い始めたのです。それほど景気が後退しているということだと思います。庄原市に目をやってみても、景気が良いという話しはありません。雰囲気が悪すぎます。

ではどういう点をとって景気の判断をしているのでしょうか。私は会社に来る運送会社の運転手さんに、「荷物はどうですか」と聞くようにしています。荷の動きが良い時は、景気も良い感じです。不景気感が出てくると、途端に荷物の動きが悪くなる様に思います。この私の方程式からすると、今回の議会での一般質問は非常に低調であるように予測できます。それは切り詰めて何とか組んだであろう予算案ですから、つついても何も出てこないと思えるからです。

予算審査の分科会ということもやりますが、組む前ならまだしも組んだけど見てくれるみたいなものですから、緊張感なんてまるでありません。昨年度の数字をこういじって、ここをあそこに付け替えてみたいな、どうせ議員には興味のない世界だろうというスタンスでしょうからね。そして最後は水戸黄門の印籠が出てきて、「財政厳しき折、鼻血もでない、からからの雑巾を絞りまして・・・」なんて感じかな。

結局何が言いたいのかですが、自由度のない予算編成ですから、ワクワクできないということです。どこまで選択と集中がなされているのか、我慢するもの、進めるものがはっきりと示されているとは思えんなぁ。あああ嫌じゃ!愚痴ばかりが口をついて出てくる。こんなブログを書いていては、それこそ、夢もチボウもないじゃないか。