― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年8月14日(日) ]
予告どおりに中国の彼女たちを連れて、「国定公園 帝釈峡」に行きました。神石側から入って、先ず、コスモドームに案内したのですが、「どうして、ここにドームがあるのですか」という質問には参りました。
正にバブル絶頂期の遺産としか思えない代物です。道路は後回しだったのでしょうが、どうやってお役人を説得したのか興味のあるところではあります。そして、神龍湖に下りて遊覧船に30数年ぶりに乗りました。未だに靴を脱いで畳に座る遊覧船なんて、化石の世界ですね。経営努力以前の問題です。
先ほども少し触れましたが、帝釈峡観光の大きな課題は、車社会ということを置き去りにしていることです。極端な話をすれば、幹線道路や駐車場は、30年前とほぼ同じです。忘れ去られた観光地と言えます。観光客が来なくなるから周辺の手入れもしなくなるから、ドンドン寂れる。これを、悪循環といいます。
白雲洞にも久々に入りました。1人250円は、お得と感じました。遊覧船が、1人1000円ですけど、損をした感じです。秋の紅葉のシーズンとまさか同じ料金じゃないでしょうね。お客様は、支払った金額と満足度に大きな開きがあれば不満が勝ります。その逆であれば、宣伝部隊に変身します。
中国の娘たちは何の文句も言いませんでしたが(言うはずがない)、本当はこんな外国人に感想を聞いてみるべきでしょう。駐車場に停まっていた車は、広島や福山ナンバーばかりでした。ということは、私の様な「懐かし派」ばかりでしょうね。ということで、採点は、50点となりました。
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