― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年8月9日(火) ]
学校が夏休みに入っているからか、夏休みモードが蔓延しているように思います。まあ、それはそれで当たり前なのかも知れませんが、経済活動は「二八(にっぱち)」の言葉通り、最悪コンディションです。
今日の新聞にビール各社とも増収であったと報じられていましたが、売れたのではなく、経費削減ということのようでした。経費削減競争は我々に何をもたらすかと言えば、荒んだ心だと私は思います。一定の経費はどうしてもかかるわけで、その必要経費さえも削れとなれば、心が荒みます。世界中でそんな競争をしているのは日本だけではないでしょうか。
大手流通グループが安いビールの販売を始めると大々的に広告を打っていましたが、その広告代金は全国紙ですから、相当な金額になるはずです。これって、本当に消費者のためになることをしているのでしょうか。安くしてもまだまだ儲けが出るということから、参入するのではないでしょうか。これでは、デフレの連鎖は断ち切れません。
日本は経済活動において世界の最先端をいっていると思います。どの国も経験したことのない、成熟社会を迎えて10年以上経過しています。高齢者問題、インフレ問題など、低成長社会の抱える問題を日本はどの国よりも早く迎えているのです。そして日本は、政治が機能しない社会でも生きていけることを世界に証明しています。
東日本大震災の早期の復興を目指し、日本を再生しようとするならば、国を割ることです。私は道州制の導入こそがベストと考えます。
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