― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年7月25日(月) ]
今日は三次で、「備北エリアの広域観光について」という広島経済同友会備北支部主催によるシンポジウムが行なわれました。丁寧なご案内を頂きましたので参加したのですが、三次・庄原の観光行政に一石を投じる内容ではありました。
三次の増田市長、庄原の高橋副市長、広島県の地域政策局部長の後藤さん、平田観光農園の平田さんがパネリストで、中国新聞の北村さんがコーディネーターで、「備北エリアの広域観光について考える」と題してパネルディスカッションが行なわれました。要は、三次と庄原で連携して滞在型観光を頑張りましょうということだったように思います。
両市の分析で、日帰り観光客ばかりで地元にお金が落ちないということを指摘されました。やはり、お金が落ちないと地域は潤わないということです。では、どうやって滞在型に持っていくかとことでの議論だったのですが、妙案はありませんでしたが、色々なアイデアは出されました。そのアイデアの根拠は、尾道松江線の開通なんですね。
3年後の26年が、最初で最後のチャンスと言われていましたが、実感がありません。人口減少社会であり、車の保有台数も減っており、若者の自動車離れも深刻で、道が出来て喜ぶのは誰でしょうか。こんなことを書けば、夢も希望もない話しになりますが、誰のための道ができるのか、何のための道が出来るのかと今一度、考えてみませんか。
それぞれの市町が独自な動きをしても効果は限定的で、費用対効果も期待できません。そこで、広域連携と言うのは正解かもしれませんが、先ずは、行政が広域連携すべきではないでしょうか。合併ではなく、緩やかな連携をすべきと私は考えます。そうなると、自ずと観光も連携します。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |