油木高校学園祭

[ 2011年6月19日(日) ]

昨日の中国新聞に油木高校の記事が載っていました。生徒が蜂蜜の特産化に取り組んでいるという内容だったのですが、何故か気になったのです。耕作放棄地を花畑に転用して養蜂をするという発想が素敵ですね。

かなり期待して出かけたのですが、蜂蜜が出来るまでの取組の紹介がなく(有ったのに見つけれなかったのかも)、蜂蜜の販売に主眼が置かれていたことは仕方ないのかもしれませんが、少し残念でした。6ヘクタールからの耕作放棄地を畑に転用して、年3回、レンゲやソバの種をまいて育てたのですから、凄いことです。

テレビ局の方々も取材で来られていましたが、どういう報道のされ方をするのか興味のあるところです。「耕作放棄地から蜂蜜が生まれる」なんて紹介でしょうが、兎に角、生徒を全面に出してやって欲しいと思います。これほどの成功体験は中々経験できるものではありません。

次は、油木高校ブランドの蜂蜜をふんだんに使ったスイーツの開発を期待します。そして、油木高校でしか手に入らないスイーツとすべきです。広島県も特色ある学校経営というのであれば、これほど特色ある企画というか、現場体験授業はないと思います。耕作放棄地がきれいな花畑になり、蜂蜜がとれ、お菓子に生まれ変わる。

米粉と組み合わせたり、梅やゆずとの飲料開発も考えられます。高校生と高齢者のコラボレーションも素敵じゃないでしょうか。そんなことを思いながら、学校をあとにしました。