ある手紙

[ 2011年5月20日(金) ]

ポストを開けると、見覚えの無い差出人からの封筒がありました。男の名前ですが、全く心当たりがないのです。開封してみると、お世話になったとか、楽しい時間を過ごしたとか書いてあるではありませんか。

家内が、「誰ね~」って聞くのですが、「知らんけど、同級生じゃろう」って言ってはみたものの、記憶にない名前です。文中に、「折角、誘っていただきながら云々」という一節に、ドッキリ!その時、「この前の掃除の会で出会った人じゃないの」と家内が言うので、「確かに、はやし高正という名前の書き方は、名刺を見て書いたものじゃ」となりました。

記憶の糸をたどっていくと、「ああ、懇親会が終わって二次会に行った」。ああ、あの時の知り合いの友人じゃ!「酒酔いの記憶はその程度なんよね」って家内に馬鹿にされてしまいました。思い出したから安心できましたが、確かに酒を飲んだ時の記憶は宇宙に飛んでいくことが多いですね。

それにしても、一度だけのお酒の席でのご縁に対し、礼状を送っていただきながら、「誰じゃろう」では失礼すぎますね。「中国に便所掃除行こう」って誘ったことを今、思い出しました。掃除の会の人たちは大抵が複写ハガキをされているので、大会の後には多くの複写ハガキが送られてきますが、今回の時間差の手紙には悩まされました。