― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年4月30日(土) ]
福島県の浪江で農業をされていた方が広島市に避難して来られています。偶然、その新聞記事を知り合いが読んで、その被災者とコンタクトを取ることができました。その方は、農業を続けたいとおっしゃっています。
経過は省略しますが、午後3時過ぎにその方は庄原においでになりました。希望は、1.5haの野菜を作れる農地を探して欲しいだったのです。知り合いに手当たり次第に電話をかけて探しましたら、一人の友人から「これはどう」という情報が入ってきました。現況は田圃ですが、減反中ですから、ハウス栽培も可能ということでした。
RCCがついてきていたのには驚きましたが、その方を現地に案内して、色々なお話を聞かせていただきました。原発から13キロですから帰って農業をしたい気持ちはあるけど、無理だろうということでした。20キロ圏内の土壌を入れ替えると言っているが、実現できないでしょうとも言われていました。
急遽でしたが、農業振興課と定住促進係に問い合わせて得た情報をお伝えして、庄原市で農業を続けてみてはどうですかと提案しました。他にも候補地があるようで、家族と相談してお答えしますということでお別れしました。生まれ育ったまちを離れて、知らない土地での挑戦ですが、是非とも、庄原市で頑張ってもらえたらと思います。
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