ある先輩

[ 2007年5月17日(木) ]

お昼時になると電話をかけてくる先輩がいる。言葉は決まって「飯を食いにいこう」である。庄原市内のお店は殆ど行ったので、近頃は遠征するようになった。

西城にある、あるお店に行ったのだが、お昼時にもかかわらずお客は私と先輩だけだったので大いに話しに花が咲きました。この先輩は飲食関係の会社経営者なのですが、近頃は出張が多くて庄原の事情があまりお分かりでないようです。ですから、私が情報源なのかな?

彼は現在、大きな賭けに出ておられます。7億という投資をして高級割烹を開店されようとしているのです。私からは想像できない投資額ですが、どうも彼の同級生は「借金王競争」がお好きなようで、「わしが借金王じゃ」と自慢しあっておられます。想像できますか、皆さん。

事業欲が旺盛といえばそうでしょうが、どうも私には理解を超えた人たちに見えます。しかし、段々とそうなっていった過程も知っていますが、一種「運命」と言えるかもしれません。私は先輩の話を聞きながら、「好きなんじゃ」と感じました。つまり、何事も一所懸命で取り組んだ結果として今があるのです。(今は走ることに徹しているということではないでしょうか。)

ガミさんが「お昼ですよ」と言ってきたので、ここで一寸お休み。午後から続編を書きます。

続編と言うほどではありませんが、彼の洩らした本音を一つだけお話ししましょう。それは、経営者は孤独であるということです。7億の投資も、彼の決断なわけです。誰にも相談できない、相談すべきでもなく、一人で決めるしかないということです

体重が5キロほど落ちたそうです。私も借金王競争に参入してみようかな?