情報伝達システム調査特別委員会

[ 2007年12月19日(水) ]

今日は、「情報伝達システム調査特別委員会」が開催されました。CATV事業を凍結してADSL事業に取り組むということになった経緯の説明を受け、今後の委員会としての方針を確認しました。

旧町の議員さんたちは、合併協議会での協議で、ケーブルテレビ事業を推進することが決まっていたと今日も言われていました。ADSL事業に取り組むということは、ケーブルテレビ事業を諦めるのかという質疑に又してもなったのですが、どうみても現在の財政からすれば無理ということも理解はできるという消化不良状態でした。

議論の末に、一旦、頭からCATV事業を消して、それに変わる方法について研究することで意思統一ができたました。それは、地上デジタル放送を市内全域で見れるようにする。ADSL網の整備を至急に実施し、それでも無理な地域は無線等を活用してネット環境を確保する。庄原市の光幹線の活用や、日進月歩の技術革新に期待を寄せながら、全市内での情報の格差を解消するというものです。

携帯の不感地区も実際に各社の携帯電話を持って情報推進課の職員が歩いて調べておられました。残念ながら多くの不感地区が市内には点在しています。現在、全てのことを解決する手段を持ち合わせていませんが、出来ることから始めていくしか方法はありません。貧すれば鈍するになるのではなく、ここが知恵のだしどころと信じて頑張りましょう。

他市から「庄原にならえ」と言われるような情報インフラを整備したいものです。