― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年3月29日(火) ]
先ほどまで友人が来て話していたのですが、原子力発電所の稼動が難しくなるのではないでしょうか。冷却水の関係から海辺に建設する必要があるわけですが、今回の津波で海辺こそ危険となりました。
福島原発に1号機から6号機まであることも今回初めて知りました。私たちの近くでは、島根県に原子力発電所がありますが、この前も点検不備が大きく報道され、記憶に新しいところです。中国電力のHPを読んでみると、15メートルの津波にも大丈夫とか、緊急発電装置も山側に設置しているとか書いてありますが、やはり、心配です。
風評被害で、野菜農家や酪農家は大変な苦境に立たされていると聞きます。人体に摂取しても問題ないレベルと言われても、「はい、食べましょう。飲みましょう」とはならないのが現実です。牛の乳を搾って捨てるという、これほど情けないこともありません。23時間働いて1時間の仮眠という原発修理部隊にも驚きました。全てが、異常です。
備北消防組合から10名づつの隊員で、現在第6次災害派遣隊が行っています。捜索活動を展開しているそうですが、大変なご苦労があるのではと想像します。自衛隊の予算を切った大臣のことや、暴力装置発言の前官房長官のことなどが報道されていますが、今は、この自衛隊の頑張りに大きく支えられているのです。
これから、原子力発電所問題の議論は続きますが、安全安心が確保できない場合は、他の発電施設に変更すべきだと思います。早急な見直しが始まる予感がします。
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