落差

[ 2011年3月22日(火) ]

市内の大方の小学校の卒業式が3月24日に行なわれます。私は地元の板橋小学校の卒業式に出席する予定でいますが、一斉に行なわれるので困るという議員さんがおられます。それほど期待されているとは思えないのですが、どうなんでしょう。

どうしても大震災の被災者の皆さんのことを思ってしまうのですが、卒業式も入学式もできない地域が相当にあると思います。いつになったら学校が再開できるのか分からないと思いますが、1日も早い再開を祈ります。恐らく、全国の学校の卒業式や入学式で、必ず大震災のお話しがでると思いますが、全員で1日も早い復興を祈りましょう。

普通に生活できることがこれほどありがたいこととは、被災地の様子をテレビで見るたびに感じます。何もかもが当たり前と思っていたことが、一瞬にして、何もなくなってしまったのですから、その落差は尋常ではありません。命があっただけで有りがたいという趣旨のお話をされる被災者が多いです。正に、そうだったのだと思います。

被災地から届く色々な情報を聞くにつけ、こうして生活している自分でいいのだろうかと考えるようになりました。後片付けに行きたいけど、まだまだ、そういう状況になっていないだろうし。被災者の受け入れを庄原市として積極的に情報発信すべきと考えます。行くことは出来ないけど、受け入れることはできます。