大震災に思う

[ 2011年3月21日(月) ]

今回の大震災は私たちに色々なことを考える機会を与えてくれました。おごれる人類に自然が警鐘を鳴らしてくれたのかも知れません。自然の猛威の前には人類は無力といってもよいほど、打ちのめされました。

世界が恐れたのは、実は核だったのです。フィンランドの大使館が広島市に機能を移転したことを見れば分かります。北欧の国々は永年、ソビエト連邦の核の恐怖にさらされてきたのです。彼らは避難ではないと言っていますが、避難でなくてなんでしょうか。

昨日の80歳のおばあさんと16歳の孫の救出には、多くの国民が心から拍手を送ったと思います。諦めないということは口では簡単に言いますが、2人共決して諦めなかったのです。彼はもう何でも出来るという自信がついたのではないでしょうか。東京消防庁のハイパーレスキュー隊の活躍も特筆すべきものがあると思います。涙を浮かべた会見には感動しました。

残念なことも起きています。治安が安定していると思っていたら、被災地の治安が悪くなっていると報道され、ショックを受けました。空き家に泥棒に入る輩がいるということに憤りを覚えます。そんな元気があるなら、救援活動を手伝えと言いたい。ほんの一握りの人の行為で、日本人が誤解を受けることだけは避けたいものです。

節電で停電が回避できたことも朗報だと思います。無秩序な電力の使用を考える良い機会になりました。これからは本気で、エコを考えて行動しましょう。いよいよ、復興に向けての歩みを始める時がきたような気がします。私の友人の娘さんのブログからの転載ですが、読んでみて下さい!←クリックです