― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年1月7日(金) ]
ジュオン問題で揺れた年末ですが、どう考えても事業継続は無理みたいですから、早期に結論を出すべきです。親会社が倒産し、子会社も倒産し、二人の社長が自己破産では、どう考えても無理が常識です。
何故、そうなったのかという検証は必要です。事業計画そのものに無理があったのです。潤沢な資本を持たずして、壮大な絵を描いてみたものの、絵に描いた餅になってしまったということです。やはり、人の褌で相撲を取るが如くでは成功しません。計画は良かったが、売れなかったでは言い訳にもなりません。企業は、売れて何ぼの世界です。
補助金返還ばかりに注目が集まっていますが、あの土地と建物があそこにあることで、工業団地の販売は今以上に難しくなることは間違いありません。三次の工業団地にもある製薬会社が建物を建てて操業できず、倒産したことがありました。何年間も自動車道から見えていましたが、誰がどう処理したのでしょうか。県が買い戻したのかな?
私はこの庄原市の閉塞感を打破することが優先順位から言えば、ジュオン問題よりも先だと思います。庄原丸ごとブランド化戦略を議会が主導して進めるべきです。思いつきと言われても仕方ないようなことばかりして失敗を重ねるよりも、実現性の高い事業を本当の官民一体となって推進すべきです。一部の人たちだけで物事を決める体制を改めなさい。
今日は、農林振興課長と自治振興課長と明るい庄原市について意見交換しましたが、要は、やれる体制でないということを強く感じました。どの課に係るとかいう発想を取っ払ってやらなければ、明るい庄原市にはなりません。どこかの誰かがやっていたジュオンでは駄目です。
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