明日から視察に行きます

[ 2010年11月9日(火) ]

教育民生常任委員会で明日10日から12日までの2泊3日で、島根県隠岐郡海士町と出雲市、松江市を視察します。フェリーで渡るので天候が心配ですが、予報では大丈夫のようですから安心して行けます。

海士町では、学校教育の充実に係る施策の取り組みについて、医療・保健・福祉の充実に係る施策の取り組みについて勉強させていただきます。海士町は、Uターン者やIターン者が多く、漁業とか牛の飼育などが今では盛んですが、実は、教育にも非情に熱心な町としても有名です。急激な人口減少で、海士町の存続まで危ぶまれたこともあり、今は島民が一丸となって島を盛りたてる努力をされています。

海士町の中学生が6年前から修学旅行で東京に出掛けて島の自然や文化、特産などを出前授業しています。今年は、6月22日に東京大学(3年連続)で中学生一人ひとりが海士町の魅力を発表したそうです。自分たちで島の魅力を大学生に紹介するチャンスを与えてもらうだけで中学生は自信がつくことでしょう。そして、本気で海士の将来を考える大人に成長し、島で生活することになると思います。

出雲市では、出雲科学館における学習事業について学びます。そして、今注目の「こども園」に取り組まれている松江市を視察します。幼稚園と保育所を同じ施設で運営している現状を見させていただき、将来的な対応の勉強をしたいと思います。民主党政権の公約でもあるわけですから、今後は「こども園」が増加するものと考えられます。

移動以外は全て視察となっていますので、相当タフな視察となると思います。行くからには、貪欲に吸収して参ります。そして、庄原市の教育に反映するよう努力いたします。見て終わりにはさせません。