― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2010年10月5日(火) ]
今日は、議案第130号 平成22年度 庄原市一般会計補正予算(第5号)で反対討論を行い、何と私一人だけが反対しました。これまで何度かブログに書いていた、JA庄原に対し1億2千7百円あまりを補助するという議案です。
私は、まさか一人だけとは思ってもいませんでした。議会に対して何の説明もなく、1日に上程されて5日に採決なんて、議会軽視もはなはだしいと私は思います。そのために、本会議を開会して直ぐに、「暫時休憩」となり、議員全員協議会が開催されました。ここで初めて経過の報告が市長からありました。私は、何故、JA庄原の米のみに補助金をだすのかと申し上げました。
JAも私企業であり、市中の商工業者に対しても同様な補助金を出せますかと迫りました。しかし、迫ったところで明確な答弁がでることはありませんでした。JA三次との比較も申し上げましたが、聞く耳持たずでしたね。そして、11時5分から本会議が再開されたのですが、議案第130号に質問は集中しました。つまり、農協外に出荷した農家にも補填しろと言うのです。
市長は何度も、農協以上に高く買っている業者の分まで補填することは出来ないと言い続けていたのですが、「検討します」と答弁した途端に、議員は矛を納めたようです。猿芝居をしていたのではと勘ぐりたくなります。私は反対討論で、「税の公平性」について述べました。税というものがどういう性格でどういう使い方をすべきかと学者の言葉を引用しながら意見を述べました。
そして、採決を迎えたのですが、何と、私一人だけが反対だったのです。この結果をどう判断すればいいのでしょうか。私の意見は正論であったと自負していますが、現在の私の心境は、虚しいというものを通り越して、燃え殻ですかね。吹けば飛ぶ燃え殻です。
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