― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2010年9月28日(火) ]
今日の一般質問は、人口減少に関連する3項目を行ったり来たりしながら行いました。先ず、庄原市の人口減少に対する認識と対応を質し、次に市政懇談会の形態を変更した理由を質しました。最後は、さとやま博は最終的に人口減少の速度を緩やかにする方策であると提言しました。
お昼は市長と一緒だったので、「市長、一つくらいは、『そりゃあええね』って言ってくださいよ」って言っていたのですが、最後は決裂状態で終わりました。市政懇談会への参加者の比較を三次市と庄原市で行ったのですが、明らかに三次市の参加率に比べると庄原市は低いのです。三次では旧村は凄い参加者ですが、それは人口減少に対する危機感があるからです。
庄原市は市民が無関心なのか、現状に満足しているのか、もっと自分たちのまちをどうするのかとの認識を持って欲しいと考えます。住民と一緒に協働という言葉は使いますが、本気さが見えないと追求しました。市のトップや幹部は過疎地域の限界集落と呼ばれる地域に出向いて共に考えることをしなさいとも提言しましたが、その気はないみたいです。現場に行かないと問題解決の糸口は見えません。
さとやま博は都市住民と地元民が交流できる場作りとして最適であるから大いに活用すべしと申し上げたのですが、理解できていませんね。過疎地域に知らない地域の人たちが入ってくるということは大いなる刺激がもらえます。来られた方々が庄原市を魅力的と感じてもらうことができれば、第一弾は大成功です。その為には、観光公社設立準備室を動きやすくしてやってくれと進言したのですが、分かっとらんですね。
人口減少社会は生活習慣病と考えれば少し分かりやすいのではないでしょうか。知らないうちに身体を蝕んでいき、気がつけば再起不能になっているという怖いものです。どこも減るのにどうしろというのかという雰囲気を感じましたが、早く自覚してください、この病気の怖さを。
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