― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年8月5日(火) ]
昨日は小泉農水大臣が魚沼を訪れて、「水は何としても確保します」と大見えを切って、溜池の側の道路に給水車を停めて池に水を入れるパフォーマンスには呆れました。我が集落の溜池には道路がありません。
天気予報では今日の午後から雨が降るそうですが、全くその気配はありません。昨日のブログにも書きましたが、多くの溜池の貯水量はほぼ限界を迎えています。これまでの経験で、稲が田圃で枯れたことはありませんが、今年は枯れた稲を見ることになるかも知れません。
野菜も果物も水不足で作柄は良くないそうですが、作物全般が熱中症になっています。お米の増産を政府は発表するようですが、この異常気象の中で本当にできるのでしょうか?耕作放棄地を田圃に戻すことは可能だと思っているのでしょうか。溜池の状況や水路の状況もご存知なのでしょうか。
中山間地域の零細農家は既に農業そのものを諦めています。農業政策だけでなく、有害鳥獣の被害が深刻で、営農意欲はなくなっています。どうして農家が電気牧柵やワイヤーメッシュを張り巡らせなければならないのですか。僅かな補助金を出すことで行政の責任は無いとでも言いたいのでしょうか。
場当たりの農林業政策でありながら、「地域活性化」と選挙の時だけいう政治屋ばかりです。活性化できると思いますか、皆さん。出来たところはゼロです。僅かな補助金で口封じです。
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