世界経済からの離脱

[ 2025年6月20日(金) ]

アメリカのトランプ政権をみていると、あたかも、世界経済から離脱してアメリカだけが勝者となれば良いという雰囲気を強く感じます。その裏側では、ロシアと北朝鮮の蜜月関係が深化しています。

これまで世界経済で動いていた国々が、ここにきて急ブレーキを踏まれたみたいな状況に陥っています。アメリカが世界中から資源や製品を購入したつけが貿易赤字だと言わんばかりのトランプ大統領ですが、多くのアメリカ国民を、「そうだ、そうだ」とトランプ関税に賛成していることが拍車をかけています。

しかし、イランとイスラエルの戦争には流石のトランプ大統領も頭を抱えている模様です。アメリカが参戦すれば一気に解決とはならないことが分かっているだけに、慎重に検討を続けているのでしょう。過去の歴史をみれば、戦争から得るものは何もないことは明白です。

日本国政府も内憂外患という状況に石破政権は右往左往です。衆議院を解散して参議院選と同時選挙ということは回避できましたが、大連立政権が誕生する状況になるのでしょうか。しかし、野党がもっと結束しないとそれも無理でしょうね。時代は繰り返すのであれば・・・・フィクサーがいないな。