― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年6月3日(火) ]
昨日、懇意にしていただいているMさんがひょっこりと私を訪ねて来られました。新たな事業として「外国人医療人材国内受入事業」を始められたそうで、三次・庄原の福祉施設を営業で歩かれているそうです。
インドネシアにあるサリムグループ社が母体だそうです。インドネシアの看護大学や短大で看護師の資格を取得した人だけを特定技能1号「介護」候補者として日本の施設に紹介する業務だそうです。具体的には、出入国の各種申請や住居確保、生活支援、雇用主との相談業務や苦情処理と、親代わり的なお仕事が多いみたいです。
既に外国人材を雇用されている施設もあったそうですが、広島県内はまだまだ少ないのだそうです。結局、外国人材を雇用しても言葉の問題や生活習慣の違いから施設内や生活上でのトラブルが起きた時に対応が難しいので、人手不足ではあるが、日本人で何とか回しているのが実情みたいです。
私の母親も福祉施設のデイサービスやショートステイを利用させていただいていますが、デイサービスではタイ人の男性職員が働いています。これからは多くの外国人介護人材が福祉施設で働く時代が来る予感がします。将来的には、介護職から看護職に成りたいというのがこのグループで働くインドネシア人の希望だそうです。
昨日の医療崩壊のブログを書く時にも思ったことですが、医療・介護・福祉と選挙の時には声高に政治家は訴えますが、今回の米騒動と一緒で、抜本的改革(仕組みや制度)をせずに小手先で誤魔化してばかりです。インドネシアはこれからドンドン発展する国であることは間違いありませんが、20年後には抜かされているかも知れません。
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