― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年6月2日(月) ]
昨夜のNHKスペシャル、「どうする 医療の未来(医療限界社会)」を観ましたが、良くぞここまで踏み込んで取材できたことに驚きました。取材先は、島根県にある済生会 江津総合病院です。
江津総合病院の医師たちからNHKに取材依頼があり、今回のスペシャル番組が出来上がりました。ご覧になっていない皆さんには、NHKプラスの見逃し配信で是非ともご覧いただきたい。本当にゾッとするような内容でしたから、医療崩壊はすぐそこまで来ていると背筋が凍る思いでした。
庄原市役所を退職していく若手職員と同じことが江津総合病院の若手看護師で起きているのです。以前、自治医大が主催する学会に中村伸一先生に誘われて参加したことがありますが、ある離島で奮闘する看護師さんから、常勤の医師がいない中で看護師として島民の生命を守っていると言われたことを思い出しました。
研修医制度の問題や救急医療の問題など、言えば切りがないほどの問題を抱えている医療現場ですが、医師の数は増えているのに山間僻地の医療機関には医者が来ない現実。義務年限が来たら都市部の病院へと移動していく現実。激務の看護師であるが、休めない現実。是非とも、NHKプラスでご覧になって下さい←クリック!
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