― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年5月19日(月) ]
市議会議員選挙から一月経ちましたが、今回の新人議員で会派に入られたのは堀井議員と櫻田議員だけでしたが、他の新人さんはどうされるのでしょう。私は議員ではなくなりましたが、興味のあるところです。
会派に所属していない新人議員さんが6名ですが、全て自分一人で考えて行動されるのかということが一番心配しているところです。20年前は言葉は悪いですが、1市6町からの寄せ集め議員ですから言いたい放題という、「我が我が」の集団でした。私も何度も喧嘩した覚えがあります。
そんな状況を打破するためにも私は会派を結成しました。田中五郎、溝口致哲、八谷文策と私の4名で、「会派 希望」を立ち上げました。月一で会派勉強を行い、政務活動費が無いのですから各自毎月1万円を積立てていました。その積立金で北海道栗山町に議会基本条例の勉強に行きました。
2期目に市長候補を擁立して負け、私は最下位当選となり会派は解散しました。この2期目が私の今を作ってくれた、辛抱して猛勉強した4年間です。特別委員会委員長として、議員定数を25名から20名にして政務活動費を導入したのがこの2期目です。そして3期目に同志を集めて、「会派 きずな」を立ち上げました。
メンバーは、八谷文策、徳永泰臣、五島誠と私の4名です。毎月第一月曜日に勉強会を開き、会派の年次計画に沿った活動を展開しました。会派でドイツにメタンガス発酵発電、チップ発電、風力発電、ソーラー発電等の最先端の発電の視察に行ったのも3期目です。この時の勉強が今も私の基本的考え方となっています。
会派は同じ考え方の同志の集まりです。議長選挙のための見せかけの会派は会派ではありません。だから、議員間で議論して同志となる議員を見つけ出し会派を結成して議員力を高めなければなりません。議員一人はひとりです。重要議案の時だけ、採決要員で重宝される議員になってはダメです。
自分たちが選挙で訴えてきたことを実現しようとするなら、一人ではダメです。様子を見ると言っている間に4年間は終わります。そして、次の選挙で、「頑張ります」なんて訳の分からないことを言い続けるのです。あなたたちは市民と約束して当選したのですからね!少し過激と思われるかも知れませんが、鉄は熱いうちに打てです!
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