― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年3月18日(火) ]
今日も朝から山の中を走り回っていました。皆さんから、「何とかならんですか」と言われましたが、どこに言えば良いのか分からず、不満のはけ口になっているのかなと感じました。
本当に多くの空き家があります。遠目には空き家に見えないのですが、近づいていくと、道にはコケが生え、周りには草が茂っており、「ここも空き家か」と、(言葉にすれば、)悲しくなりました。この地区の空き家は、家も立派で瓦はきれいに葺き替えられており、本当に勿体ないとしか言えません。
ギリギリまで高齢者の方が頑張っておられたのでしょうが、子どもさんに引き取られたか、施設に入所されたのではと想像します。中には、普段は都市部に暮らし、休みになると百姓に帰って来られる感じのお家も結構ありました。私は空き家評論家ではありませんが、家は人が住まなくなると急速に傷み始めます。
もう一つこの地域で気になったことは、牛が急激に減ってきていることです。今日も日本一の看板を見ましたが、どういった処方箋がだせるのか、大きな課題です。空き家もそうですが、法律で縛っても解決にはなりません。行きつくところは、「人口減少社会」と正面から勝負するしかありません。
あるものを活かす。住民自治。そんなキーワードが脳裏を駆け巡りました。
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