― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年2月7日(金) ]
議員活動を自信を持ってやってきた人(あくまでも自己評価)は、選挙運動は普段通りの延長線と捉えています。適当にやってきた人(あくまでも世間の評価)は、「これもした。あれもした」と放送して歩きます。
有権者の皆さんが候補者の何を基準に選ばれるのかといえば、会って話したら感じが良かったとか、議会だよりに良く載っているから頑張っておられる人だと思う。経歴が素晴らしい。という程度ではないでしょうか。本当にこんな基準で選ばれるのでしょうか?
私が今から20年前立候補を決意した時に誓ったことがあります。「これまでの議員がやらなかったことを全てやる」です。つまり、これから勉強して議員活動しますなんて悠長なことは決して言わないということでもあります。当選したらスタートダッシュで走り回ると宣言したのです。
そして決めていた70歳で引退します。昨日、長年の知り合いに会った時の会話です。「林さん、辞めてんだそうですね」に対し、「動けるときに自分のやりたいことをやりたいのでね」と答えると、「私もそうです」と笑顔で言われました。彼も一所懸命に働いてきて、70歳からは自分の使いたい時間になった人です。
偉そうを言ってと感じる人もいるでしょうが、私は20年間、やり切りました。当然ながら、同僚議員に助けられたことは感謝しています。早くから、「議長になる」と宣言して最後の最後で議長になれましたが、正に運です。そして、2年間でその運を使い果たしましたので、悔いはありません。
これから新たに議員になってこられる皆さんに言いたいことがあります。「初心忘るべからず」です。厳しいことを書きますが、それができないのであれば、去るべきです。
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