東京陳情でした

[ 2024年11月14日(木) ]

昨日の陳情は過去一番の賑わいの中で行いました。私も何度も国交省には行っていますが、各地からの陳情団の数は凄かったですね。学習能力からか、事前調整ができており順番通りに名刺配達業務は行われました。

どこかの誰かが正の字を書いてカウントしているとは思えませんが、機械的に自分の名刺を渡す、相手の名刺を頂く、「宜しくお願いします」の繰り返しです。違うのは最初にお会いした道路局次長は部屋を持っておられるので、椅子に座って3分程度のお願いを申し上げたことですね。その他は金魚の糞状態と想像下さい。

国交省が終わると議員会館へと移動して衆議院議員の代議士をそれぞれの部屋に訪ねて歩きました。今回の陳情団の目的は、「フライトロードの早期完成」で、陳情団の幹事は世羅町で、期成同盟会の会長は奥田町長です。それに連なる参加市町は、三原市、三次市、神石高原町、庄原市でした。府中市は都合で不参加。

各市町の首長と議長と随行員がぞろぞろと歩く姿を想像してみて下さい。冒頭にも書きましたが、昨日は過去最高の陳情団が全国から集まっていましたので、議員会館も大混雑でした。それらの陳情団の調整をするのが各県の東京事務所の担当者ですが、分刻みのスケジュールですから、芸能人以上かも知れません。

終了して羽田空港へと向かい早目の夕食を取り少し休むことができましたが、高齢者には厳しい行程でした。帰宅したのは午後10時半を回っていましたが、事務局はそれから車を車庫に入れて帰宅ですから仕事とは言え、大変です。事前調整から本番、片付けまでトータルすると大変な時間と費用がかかっています。

これが今の日本の実情の一端ですが、変わるとは思えません。まるでチャップリンのモダンタイムスの世界みたいです。